突然出る「しゃっくり」。
いつの間にか現れ、いつの間にか治まっているものですが、しゃっくりが出ているときは早く止めたいと思うものですね。
特に静かな場所だと声も響いて恥ずかしい思いをするということもあります。
そんなしゃっくりを簡単に止める方法を調べてみたいと思います。
しゃっくりとは
横隔膜が痙攣している状態のことを言います。
飲食物や会話などが刺激となり、しゃっくりが出ることが多いですが、その場合数分で
治まることがほとんどです。
まれに横隔膜の炎症や脳腫瘍が原因となり、しゃっくりが出ることがあります。
この場合長期間続いて衰弱することがあります。
ほかにもストレスや逆流性胃腸炎が原因となって出る場合もあります。
なかなか止まらない場合は早めに医療機関に相談しましょう。
しゃっくりを止める方法
息を止める・・・もっとも有名な止め方です。
横隔膜周辺の筋肉が収縮し、痙攣を抑えると考えられています。
驚かす・・・これもよく聞く方法です。びっくりさせて痙攣を止めるものです。
スプーン一杯の砂糖を喉の奥に入れる・・・喉にあたるように入れるのがポイントです。甘いものというのも効果的なポイントだそうです。
深呼吸する・・・筋肉を緩める効果が期待できます。深呼吸を数回続けることで治まることがありようです。
コップ一杯の水を飲む・・・消化管から横隔膜に刺激を与え、しゃっくりを抑える効果があります。
少量のお酢を一気飲みする・・・脳と臓器を結ぶ迷走神経に刺激を与え、しゃっくりが止まるようです。
舌をひっぱる・・・ガーゼやハンカチなどで舌を掴み、1分ほど強く引っ張ります。横隔膜に刺激を与えられると考えられています。
最近の話題になっている「耳に指を入れる」という方法
NHKのためしてガッテンやTwitterで取り上げられたもので、
「人差し指を両耳に入れて痛いと思うほど強く30秒ほど押し続ける」という内容です。
止まる根拠として、耳の奥にある迷走神経に刺激を与えることで、臓器に刺激が伝わり、しゃっくりが止まるという仕組みが考えられるようです。
ふとしゃっくりが出ると、満足に水分も取れなかったり、変な声が出たりとイライラする人も多いでしょう。
止める方法を知っておけばそんなイライラもすぐに解消できそうですね。
色々な方法を紹介しましたが、自分に合ったしゃっくりの止め方があると思いますので色々試してくださいね。