新婦から親への感動させる手紙の書き方・例文

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新婦から両親への手紙

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  • 両親へ

お父さん、お母さん、

今日まで、育てて頂いて、本当にありがとうございました。

いつでも、お父さんとお母さんの大きな愛情に包まれて、私は幸せいっぱいで過ごしてまいりました。

お父さんは、どんな時でも、私の心強い味方でした。

中学受験の時も、大学受験の時も、お父さんは「おまえならできるよ」と、笑顔で励ましてくださいましたね。

私は、大学四年の秋になっても、まだ内定が一つも貰えませんでした。落ち込んでいる私に、お父さんは「あせるな、あせるな」と、言い続けてくださいましたね。「おまえのようないい学生を採用しない会社が悪いんだ。そんな、会社、入ってやらなくていい。こっちで蹴飛ばしてやれ」と、言われた時には、気持ちがスウーッと軽くなりました。

ようやく採用が決まった時には、私以上に喜んでくださいましたね。

採用通知を前にして、お父さんがおっしゃった「学生時代は、80点取れば合格だった。だが、会社に入ったら、100点満点でなければ、仕事をしたことにはならない」という言葉を、私は一生忘れません。

お母さんは、いつも心から私を可愛がってくださいました。私が助けを求めている時は、いつでも温かい手を差し伸べてくださいましたね。

外で、どんなにいやなことがあっても、つらい目にあっても、お母さんの笑顔を見るだけで元気を取り戻すことができました。お母さんに話しを聞いてもらうだけで、悩みが消えてしまうのです。

お母さんの手は、魔法の手でした。どんなことでも、楽々とこなしてしまう魔法の手でした。インフルエンザで高い熱に苦しんだ時も、お母さんに手を握ってもらうだけで、気分がよくなりました。

今日、私はお父さんとお母さんのところから、○○さんのところへ嫁いでまいります。○○さんと二人で、新しい家庭を築いてまいります。

お父さんとお母さんが私に与えてくださったような、温かい幸せな家庭を築いていきたいと存じます。○○さんが心から寛げるような家にするために、精いっぱい努めていくつもりでございます。

お父さん、お母さん、これからも、私を見守り導いてくださいますよう、改めてお願い申し上げます。

お父さん、お母さん、本当にありがとうございました。

  • 父親へ

お父さん、今日まで、本当にありがとうございました。

私が○歳の時から、お父さんは一人で私を育ててくださいました。お祖母ちゃまと二人で、私を可愛がってくださったので、私は寂しいと思ったことなど一度もありませんでした。

お父さんは人一倍仕事熱心で、家に帰って来るのは、いつも真夜中過ぎでした。でも、朝御飯は必ずいっしょに食べてくださいました。土曜日と日曜日は、いつも私のために空けておいてくださいました。

お祖母ちゃまにお弁当を作って頂いて、ピクニックやハイキングに連れて行ってくださいましたね。動物園にもディズニーランドにも、何度も行きましたね。お父さんと出かけるのは、本当に楽しみでした。

お父さんには、どんなことでも相談できました。進学や就職で迷ったり、悩んだりした時、お父さんに相談すると、良い知恵が浮かんでくるから不思議です。お父さんが、私といっしょに悩み、考えてくださったからなのですね。

○○さんのことも、お父さんには素直に打ち明けることができました。お父さんは、にこにこしながら、私の話を聞き、私の背中を押してくださいました。

今日、私は○○さんと結婚します。でも、私は、○○さんの妻であると同時に、お父さんの娘なのです。

お父さん、今日からは、私と○○さんの二人を見守っていって下さい。

私達は、お父さんが私に与えて下さったと同じ、温かい幸せな家庭を築いていきたいと存じます。私達にいいアドバイスをくださるように、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

お父さん、今日まで、本当にありがとうございました。

そして、お祖母ちゃま、お祖母ちゃまにも、心からの感謝を捧げます。

  • 母親へ

お母さん、今日まで育てて頂き、本当にありがとうございました。

お母さんは女手一つで私を育てて下さりながら、お仕事でも才能を発揮されて、女性では難しい管理職となられました。

でも、それだけ仕事に打ち込んでいらしたのに、私に寂しい思いをさせたことはありませんでした。私のことをなおざりにすることなど、一度としてありませんでした。お母さんは、お父さんの分まで二人分の愛情を、私に注いでくださったのです。

お母さんと二人きりの暮しでしたが、毎日、笑いが絶えませんでしたね。桜が咲いた、梅の実が成った、セミが鳴いたなど、ちょっとしたことで、笑い合い、おしゃべりが止まりませんでしたね。

お母さんと過ごした時間は、私の何よりの宝物です。この大事な宝物を抱いて、今日、私は、○○さんの花嫁になります。

お母さん、今日からは、○○さんと二人、新しい宝物の時間を紡ぎ出してまいります。ダイアモンドより、ルビーより、きらきらと輝く美しい、幸せな時間を積み重ねていきたいと存じます。

そのために、お母さん、今まで通り、私に、いいえ、○○さんと私の二人に

力を貸してくださいね。今日からは、○○さんもお母さんの子供です。

お母さん、私と○○さんは幸せになります。お母さんが心から安心し、満足して頂けるような、温かい幸せな家庭を二人で築いてまいります。

お母さん、本当にありがとうございました。

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