姫路城のアクセス 姫路城の周辺観光おすすめ名所

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姫路城

白鷺が翼(つばさ)を広げたような、白い美しい城は、別名「白鷺城」と呼ばれています。

白鷺城は、「はくろじょう」とも「しらさぎじょう」とも読むことができます。普通、城の名前は音読みしますが、姫路城だけは、音読み・訓読み、どちらも使われています。

出典:ja.wikipedia.org

出典:ja.wikipedia.org

アクセス

  • 鉄道

JR西日本 山陽新幹線・山陽本線・姫新線・播但線

姫路駅から徒歩20分

山陽電気鉄道本線 山陽姫路駅から徒歩15分

  • バス

神姫バス 姫路駅北口から乗り、姫路城大手門前下車 すぐ

姫路城ループバスも運行

  • 自動車

有料駐車場  姫路城周辺 5ヶ所  合計1600台

姫路駅周辺 5ヶ所  合計1100台

見学順路

入城時間 9:00~16;00 (17:00閉城)  夏季9:00~17:00 (18:00 閉城)

見学料  大人1,000円 小学生~高校生 500円

天守閣へ登る方法は2通りあります。

  • 正面登閣口

大手門から入り、10分ほど歩くと正面登閣口に出ます。

正面登閣口から大天守閣最上階まで登って、降りて来るにも2通りあります。

最短順路を通れば、往復1時間ほどです。

正面登閣口から本丸(備前丸)を経て天守閣最上階まで、順路通りに行くと、往復1時間半から2時間かかります。

  • 東門登閣口

東門は城の裏門に当たる搦手門(からめてもん)です。

東門から入ると、急な登り坂と段差の大きい石段が続きます。けれど、天守閣最上階まで約25分で行くことができます。

姫路城の歴史

姫路城は、南北朝時代に赤松氏によって築かれた小規模な砦(とりで)が始まりと言われます。戦国時代に入り、小寺氏・黒田氏の居城となり、羽柴秀吉(豊臣秀吉)が入城して、平山城として拡大されました。

関ヶ原の戦いの後、池田輝政が城主となってから、現在も残る五層七階の大天守閣が築かれました。

池田氏の後、本多忠刻が城主となり、徳川家康の孫娘で豊臣秀頼の妻となった千姫を正室に迎えました。この時、西ノ丸が整えられ、現在の美しい城郭が完成しました。

姫路城が「白鷺城」と呼ばれる理由は4つあります。

  • 城が鷺山に築かれた
  • 白漆喰(しっくい)で塗られた白い城壁が美しい
  • 白鷺が城内に多数生息していた
  • 岡山城が黒いので「烏城(うじょう)」と呼ばれるのに対抗した

白鷺城と呼ばれる美しい城は、1993年12月、日本で初めて、「世界遺産」に登録されました。また、「日本の名城百選」「日本の桜名所百選」にも選ばれています。

姫路城の怪談

姫路城にまつわる怪談がいくつかあります。中でも有名な怪談は刑部姫(おさかべひめ)と播州(ばんしゅう)皿屋敷のお菊です。

刑部姫は、姫路城の天守閣に住むという女の姿をした妖怪です。

一年に一度だけ、城主に会い、城の運命を告げますが、ふだんは人に会うことを嫌い、人が近づくと巨大化して追い払います。

妖怪の正体は、刑部明神とか、年老いた狐とか、言われています。

播州皿屋敷の主人公はお菊という女性です。

室町時代、姫路城の家老が城主を毒殺しようとしました。それを察した城主は恋人のお菊を家老の家に、女中として住み込ませました。家老の息子はお菊が好きになりましたが、ふられてしまいました。その腹いせに、家宝の皿をなくした罪をお菊にきせて、お菊を斬り殺して、井戸に投げ込みました。その後、毎夜、毎夜、井戸の底から「一枚、二枚・・・」と、皿を数えるお菊の声が聞こえるようになりました。

今も、姫路城の上山里には「お菊井戸」が残っています。

姫路城周辺の観光名所

姫路城の周辺には、観光スポットがいろいろあります。

観光ループバスを利用すると、便利です。

3月~11月 毎日 9:00~17:00  大人1回100円 1日乗車券300円

6歳~小学生1回 50円   1日乗車券150円

12月~2月 土曜・日曜・祝祭日

運行ルート

姫路駅—-姫路城大手門前—-市立美術館—-県立歴史博物館—-清水橋(姫路文学館前)—-好古園—-姫路城大手門前—-姫路駅

  • 姫路市立美術館

観光ループバスを利用して、市立美術館で下車します。

播但線京口駅から徒歩16分です

出典:www.dmp-japan.com

出典:www.dmp-japan.com

郷土の作家の作品と、近代ベルギー美術を集めています。

  • 姫路市立動物園

観光ループバスを利用して、市立美術館で下車します。歩いて5分です。

播但線京口駅から徒歩12分です

出典:liac.jp

出典:liac.jp

お城の見える動物園です。

  • 県立歴史博物館

観光ループバスを利用して、歴史博物館で下車します。

播但線京口駅から徒歩12分です

出典:ja.wikipedia.org

出典:ja.wikipedia.org

  • 姫路文学館

観光ループバスを利用して、清水橋(文学館前)で下車します。

姫路駅から神姫バスに乗り、市之橋・文学館前で下車。徒歩2分くらいです。

  • 千姫天満宮

観光ループバスを利用して、清水橋(文学館前)で下車します。

姫路駅から神姫バスで7分、市之橋・文学館前で下車。徒歩6分くらいです。

  • 男山八幡宮

観光ループバスを利用して、清水橋(文学館前)で下車します。

姫路駅から神姫バスで7分、市之橋・文学館前で下車。徒歩5分くらいです。

  • 好古園

観光ループバスを利用して、好古園で下車します。

姫路駅から神姫バスで5分、大手門前で下車します。

姫路駅から歩いても15分くらいです。

武家屋敷などを移築した池泉回遊式日本庭園です。

  • 千姫の小径

観光ループバスを利用して、好古園で下車します。

姫路駅から神姫バスで5分、大手門前で下車して歩きます。

姫路駅から歩いても20分くらいです。

水辺にたたずむ白鷺が見られる散策路です。

初夏には菖蒲の花が咲き乱れる菖蒲園もあります。

  • イーグレ姫路

姫路駅から神姫バスで5分、大手門前で下車します。

姫路駅から歩いても12分くらいです。

大手前公園と隣り合う総合施設です。

中に、ギャラリー・レストラン・物販センター・国際交流センターなどがあります。

  • お夏清十郎比翼塚 (慶雲寺境内)

播但線京口駅または野里駅から徒歩19分です。

出典:photozou.jp

出典:photozou.jp

芝居にもなった「お夏清十郎」の悲恋物語です。

無実の罪で処刑された恋人の清十郎を恋い慕うお夏は、とうとう気が狂ってしまい、あちらこちらと彷徨(さまよ)い歩いた末、死んでしまいます。

「せめてあの世で結ばれるように」と、2つの石を置いて供養したと言われます。当時は、刑死した者の墓は立てられなかったのです。

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