おわら風の盆 2015年の日程は? 見どころ

夏になるとたくさんの場所でお祭りが開催されます。お祭りには様々な歴史があることが多く、その背景を知ると、より一層お祭りが楽しく見ることができます。

今回は「おわら夏の盆」について調べてみたいと思います。

おわら夏の盆とは

正式名称は「越中八尾おわら夏の盆」で、富山県南西部にある八尾市内の11町内によって行われるお祭りです。歴史は300年余りある昔からのお祭りで、毎年9月1日から3日の3日間で行われ、約20万人の人が訪れるとされています。

このお祭りは「町民の生命」とも言われる八尾の人々の民謡行事であるため、観光イベントとしての要素は少ないようです。しかし、昔ながらの街並みと歴史ある伝統的な踊りは多くの人を魅了し、楽しむことが出来るでしょう。

みどころは?

男女共に「編み笠」をかぶり、力強く踊る「男踊り」としなやかに踊る「女踊り」と、「胡弓」の音色に合わせて踊る「おわら節」が見られます。

「町流し」は演奏と共に各町を踊って練り歩き、「輪踊り」は踊り手が円になって踊り、「舞台踊り」は各町に設置されているステージで演技を披露します。

出典:minatokobe.com

出典:minatokobe.com

開催日時

  • 前夜祭・・・8月20日から30日の18時半から20時、曳山展示館で風の盆の上映会や踊りの鑑賞などが行われます。そのあと20時から各町で町流し・輪踊り・舞台踊りが22時まで開かれます。前夜祭期間の最終日曜日にはのど自慢大会があります。

  • 本祭・・・9月1日、2日の14時から16時には曳山展示館でおわら踊り方教室があり、15時から町流し、輪踊りが開始。17時から19時は夕食時間となり一旦休憩。19時から21時には八尾小学校グラウンドで競演会があります。そして踊り手たちは明け方まで休憩しながらおわらを続けます。輪踊りには観光客も参加できるので、一緒にお祭りを踊りながら楽しむことができます。

  • 本祭・・・最終日9月3日には競演会はなく、19時から町流し・輪踊りが始まります。各町での舞台踊りなども見ることができます。最終日は惜しむように踊り手たちが明け方まで休憩しながら踊り続けます。

開催場所

八尾旧町、越中八尾駅前地区

電車では越中八尾駅から徒歩30分、車では富山ICから12km、25分の場所です。

富山市八尾スポーツアリーナの駐車場が一般開放され(1日1000円)、そこから現地までのシャトルバスが運行します。

古い町並みや歴史のある地元の思いが詰まったお祭りは、そこでしか味わえない景色ですね。一緒に輪踊りに参加して、その雰囲気に飲まれてみたいと思いました。

一味違う夏の思い出になること間違いなしでしょう。

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