もうすぐ春です。この時期になると歓送迎会が多くなってきますね。今までお世話になった方への感謝を込めた送別会。上司や先輩、年上や年下など、送る人は様々です。
その中できちんと送別会を行うには、マナーなど知っておくことが大切です。
送別会について調べてみたいと思います。
送別会の流れ
席は送る人が送別会中に紹介などをされやすいように、なるべく中心に座っていただき、幹事は動くことが多いので、端の席に座るのがよいでしょう。
1、幹事が挨拶、送別会の流れなどを大まかに説明します。
2、挨拶と乾杯の音頭。これは出席者の中で一番偉い人に言っていただきます。
3、しばしの歓談。
4、送別者に贈る言葉とプレゼント。そして送別者から挨拶をいただきます。
5、最後に簡単な締めの挨拶をします。締めの挨拶は出席者の二番目に偉い人に言っていただきます。
大まかにこのような流れで送別会が進められます。
送別会の乾杯の挨拶
転勤の場合
「ご栄転おめでとうございます。新任地でもますますのご活躍を期待しております。また、今後お仕事をご一緒する機会があった際には、よろしくお願い致します」
「栄転」と言えない場合、ねぎらいの言葉を言うと良いでしょう。
定年退職の場合
「お疲れ様でした。今まで大変お世話になりました。これまでのご功労に敬意を表し、今後のご健勝とご発展をお祈りして乾杯したいと思います」
目下の人から目上の人に対して「お疲れ様」というのが失礼にあたる場合もありますので、
注意が必要です。上司などに確認してもらうとよいでしょう。
結婚退職の場合
「お疲れ様でした。ご結婚おめでとうございます。末永いお幸せとご健勝をお祈りして、乾杯!」
送る相手が乾杯を言う人よりも年上の場合には「お世話になりました」というのも良いでしょう。
中途退職の場合
「お世話になりました。新しい職場でも、お身体に気を付けて、ご活躍ください。ご健勝とご活躍をお祈りし、乾杯!」
激励の言葉を言って送ると良いでしょう。
一番は送る相手に感謝を伝えることです。その人へのエピソードを交えるのも良いですが、手短にしましょう。スムーズな送別会にし、気持ちの良い会になるとよいですね。
ライター木下 愛