ねぶた祭 2015年
青森のねぶた祭は、日本の火祭の代表的なものです。
勇壮にして豪華、壮麗にして幻想的なねぶた祭のスケジュールを紹介します。
ねぶた祭スケジュール
ねぶた祭は、曜日に関係なく、毎年8月2日から8月7日に開催されます。
8月1日 18:00~21:00 前夜祭 青い海公園特設会場
19:00~20:40 花火大会 浅虫温泉
8月2日 19:10~21:00 子供ねぶた 約15台運行予定
3日 大型ねぶた 約15台運行予定
8月4日 19:10~21:00 大型ねぶた 約20台運行予定
5日
6日
8月6日はねぶた大賞など各賞の発表があります。
8月7日 13:00~15:00 大型ねぶた 約20台運行予定
19:15~21:00 ねぶた海上運航 青森港
受賞したねぶた6台が青森港を運航する予定です。
61回青森花火大会
ねぶた運行
青森市内国道4号・新町通り・八甲通り・平和公園通りに囲まれたエリアが運行コースになります。
8月2日~6日は、運行コース上にねぶたが待機して、合図とともにいっせいに動き出します。
順行には時間がかかります。場所によっては、ねぶたが目の前に来るまでに、
10分~15分待つことになります。
21時になると、号砲の合図でねぶた運行が終了します。
全部のコースを廻りきっていなくても、21時には終了となります。
また、21時前に全コースを廻ってしまうと、その時点で終了します。
8月7日は、青しんビル前交差点から、ねぶた大賞を受賞したねぶたを先頭にして、各ねぶたが順次運行します。
夜は花火大会が行われ、受賞ねぶたが海上を運航して、花火とともに祭のフィナーレを飾ります。華やかな花火と幻想的なねぶたのコラボです。
ねぶた祭に参加できる?
観光客でも、気軽にねぶた祭に参加できますよ。
ねぶた祭は、ねぶた・山車・囃子(はやし)に、「ハネト」という踊り手がつきます。ハネトは「跳ね人」で、跳ねる動作が基本の踊りです。
ハネトに参加するためには、決まりの衣装と花笠が必要です。
衣裳セットは、デパートで5,000円くらいで売っています。
運行コースには、衣装をレンタルできるお店がたくさんあります。着付けもしてくれるので、誰でも参加できます。
集合時間と衣装の決まりを守ってくれる人なら、大歓迎だそうです。
踊りは、片足で跳ねても、両足で跳ねても自由です。周りを見ながら、マネをすると、いいですよ。
かけ声は、「ラッセラー、ラッセラー」です。
決まりの衣装を着ないで参加して、祭を妨害する人もいます。たいてい黒い服装なので「カラス族」と呼ばれる「徒歩暴走族」の一団です。
青森市と警察が協力して、祭を妨害しないように取り締っています。
最近は、カラス族の被害は減ってきたようですが、代わって「クリオネ族」という女性群が現れました。女性は衣装にタスキをかけるのが決まりですが、
クリオネ族はタスキをかけず、振袖のような袖をひらひらさせます。
ねぶた祭に参加する時は、正式な決まりの衣装を着て、思いきり跳ねて踊って楽しんで下さいね。
ねぶたとは?
ねぶたは、竹の骨組みに紙を貼った、巨大な灯籠のようなものです。
最近では、幅9m・高さ5m・奥行き8m程度が最大とされています。電線にかかるのを用心して、昔より丈が低くなっています。
昔はローソクを中に入れましたが、蛍光灯を入れるようになり、いっそう幻想的な美しさが増しています。
題材は、中国史や日本史の英雄、歌舞伎、神仏などが多かったようです。近年では、地元の名士や偉人、テレビドラマから題材がとられています。
観覧券の発売は?
10人以上の団体については、4月7日から受け付けを始めました。
個人(9人以下)の観覧券は、6月中旬以降に発売する予定です。
青森ねぶた祭実行委員会事務局 に問い合わせて下さいね。
(公社青森観光コンベンション協会 内)
電話 017-723-7211