大曲全国花火競技大会2015
秋田県大仙市大曲で開かれる日本最大規模の花火競技大会です。
日本全国の花火師さんが集まって、花火の技術を競います。
内閣総理大臣賞が授与されるのは、この大曲花火大会と、茨城県土浦の「土浦全国花火競技大会」の二つだけです。
花火大会は、いつ? どこで?
毎年、8月の第四週の土曜日に開催されます。
2015年は、8月22日土曜日です。
開催時刻ですが、昼の部(?)と夜の部があります。
昼の部は17:30~18:15です。めずらしい昼花火です。
夜の部は18:50~21:30です。
花火観覧場は、雄物川右岸河川敷の河川敷運動公園です。
問い合わせは、大曲商工会議所大曲花火大会実行委員会事務局へお願いします。電話は0187-62-1262、 平日9:00~17:00 です。
アクセス
空路を利用する場合は秋田空港へ行って下さい。
秋田空港からリムジンバスでJR秋田駅まで35分くらいかかります。
秋田駅からは秋田新幹線で大曲駅へ行きます。
鉄道を利用する場合でしたら、東京駅から秋田新幹線に乗ります。
大曲駅で下車し、会場の河川敷運動公園まで30分ほど歩きます。
自動車を利用する場合は、そうとう混雑することが予想されます。
ふだんなら、秋田道大曲ICから10分程度なのですが・・・。
無料駐車場も用意されます。
花火の見どころ
1910年(明治43年)に始まった花火大会で百年以上の歴史があります。
毎年テーマをもうけて、それにふさわしい花火を競い合うようにします。
2015年のテーマは、「行雲流水 日々新 その光へ」です。
競技は昼の部と夜の部に分かれます。
昼の花火の呼び物は、5号玉の早打ち5連発です。
昼花火は、夜のように光で描くかわりに、鮮やかな色煙を使います。
昼花火には「煙竜」と「割物」があります。煙竜は色煙で空に鮮やかな模様を描き出します。割物は夜花火と同じような菊や牡丹を色煙で表します。
夜の部のオープニングは、花火大会が提供する花火です。
大曲花火競技大会では、花火師さんが自分の手で花火を打ち上げて、その技術を競います。競技は、課題の部と創造の部に分かれます。
課題の部は、10号玉の部とも言われます。
それぞれの花火師さんが、2発の10号玉を打ち上げます。
1発目は伝統的な「芯入り割物」です。最低が四重に開く三重芯で、五重に開く四重芯や、六重に開く五重芯と、年々進歩しています。
2発目は「自由玉」で、千輪・冠菊・小割模様などがあります。
創造の部では、従来の花火の観念にとらわれない自由な発想を競います。
いろいろな花火を組み合わせて、ストーリーを描き上げたり、音楽イメージに合った花火を演出するなど、花火師さんの腕の見せどころです。
恒例の尺玉30連発やワイドスターマインも豪華絢爛(ごうかけんらん)です。
打ち上げ会場のあちこちからいっせいに一列に並んで打ち上げられる花火が。雄物川の水面に映えて、幻想美の世界をつくりあげます。
どこで見るの?
大曲花火大会は、見物場所を確保するのに、かなり苦労します。
まず無料観覧席ですが、雄物川河川敷の大曲花火大橋と姫神橋の間の1.6㎞、24万㎡の河川敷運動公園に11万人分のスペースが用意されます。
ここで見るためには、前日の15:30に公園の待機場へ行き、翌日9:30まで待たなくてはなりません。当日の9:30分から無料観覧場に入ることが出来ます。
有料観覧席は、無料観覧場と並んでいます。
チケットはマス席で、二種類あります。
A席は6人用で、23,000円です。C席は5人用で15,000円です。
チケットは抽選販売です。
申し込み方法は3通りあります。
- 電話申し込み
ローソンチケット専用ダイアル 0570-084-795
受付は6月12日(金)10:00~6月15日(月)23:00までです。
抽選は6月19日(金)10:00~6月21日(月)23:00までです。
当選の確認は、0570-084-795へお願いします。
支払いは郵便振替です。
- インターネットでも受け付けます。受付期間は電話と同じです。
受付URLは、http://l-tike.com./event/oomagari-hanabi/ です。
支払いはクレジットカードでお願いします。
電話でもインターネットでも、買えるのは、A席C席どちらか2マスまでとなっています。
- 直接販売は、大曲市民会館で受け付けます。
受付は7月5日(金)8:00からで、抽選後、当選者はチケットを買えます。
買えるのは、A席C席どちらか3マスまでとなっています。
有料観覧席に関する案内は、下記で行います。
テレドーム 0180-993-667
ローソンチケットオペレーター 0570-000-777
他に花火の見える場所は?
- 河川敷キャンプエリア
打ち上げ場所の上流です。
予約エリアと先着エリアに分かれます。早目の予約が必要ですね。
- 大曲ファミリーキャンプ場
打ち上げ会場から少し離れています。
音楽は聞こえにくいのですが、高台なので、花火がよく見えます。
- 大曲花火大橋上流の右岸河川敷
当日は無料駐車場になるので、車で来れば、そのまま見物できます。
会場までは、歩いて1時間くらいかかります。
- 打ち上げ会場の後方の田んぼ
田んぼのあぜ道に立てば、花火がよく見えます。
地元の人で混み合います。
泊りがけなら、早めに予約を!
東京・大阪など遠くから見物に行くならば、ホテルや旅館を早目に確保しておくといいですよ。
あるいは、花火見物のツアーに参加するのもいいですね。ツアーの募集もそろそろ始まる頃です。