夏休みになると宿題としてだされるのが自由研究です。身近にある研究材料を探すのってなかなか見当たらないのですよね。「研究」と言っても難しいものは出来ないし・・・今回は簡単に出来る実験を調べてみたいと思います。
はずむシャボン玉を作ろう
コップに液体洗剤(10cc)を入れます。次に洗濯のり(50cc)を入れてかき混ぜます。別の容器にぬるいお湯(300cc)に砂糖(2つまみ)を入れ混ぜておきます。これを先ほどの洗剤とのりの入れ物に少しずつ入れ、泡立たないように混ぜます。
ストローに先端から1cmと5cmに印をつけます。1cmの印までハサミで6箇所縦に切り込みを入れ、花びらのように広げます。5cmのところまで液に浸し、下に向けてゆっくりと吹きます。片手にハンカチを広げておき、その上に作ったシャボン玉をのせると、弾むシャボン玉の出来上がり!
スケルトン卵を作ろう
生卵をよく洗って、綺麗なガラス瓶に入れます。卵が浸かるまでお酢を入れます。(200ml以上) すると卵から泡がたくさん出てきます。それからキッチンペーパーなどで上に蓋をし、ホコリが入らないようにします。(二酸化炭素は発生するので密閉はしないようにしてください。) それを冷蔵庫または冷暗所に2日ほどおきます。もしなかなか殻がとけないようなら少しかき混ぜます。それでもダメなら少しお酢を足してください。
殻が溶けて薄皮のみになったら出来上がり!
光を当ててみると黄身が透けて見えます。触ってみるとゴムボールのようです。
いろんな草木で布を染めてみよう
集めた草や花は広げた新聞紙の上に置き、天日に当てカラカラに乾燥させます。
水(180cc)にみょうばん(0.5~1g)を鍋に入れ、沸騰させます。沸騰したら布を入れて20分程煮ます。その後布を取り出します。
布が冷めたらキッチンペーパーで水分をよく取ります。洗濯物のように干して乾かすとより良いでしょう。
染めたい材料(乾いた草花、麦茶、紅茶の茶葉など)を新しい水が入った鍋に入れ、沸騰させます。お湯に色が出るくらいまで煮立てます。
そのお湯に布を入れ、30分ほどよく煮ます。その後取り出し、布を水洗いして乾かします。濃く綺麗に染めるならもう一度キッチンペーパーで水分を取り、同じお鍋に入れて30分ほど煮立てます。完成になります。
部分的につまんでしばってから染めると模様ができます。
調べてみると身近なものを使って実験が出来るようです。いつも何気なく使っているものや食べているものを実験に使って知らなかったことを発見できるととても驚きますね。
簡単に揃えやすいものだと実験も始めやすいです。親子で新発見してみましょう。