夏休みになると宿題としてやってくるのが読書感想文ですね。なかなか題とする本を決めるのが苦労します。そこで小学生の読書感想文に使う本の選び方について調べてみたいと思います。
本の選び方
- 見た目で読んでみたいと思える・・・最後まで楽しく読める本が最終的に感想文を書きやすいものだと思います。本の表紙やイラストは、その本自体が一番伝えたいことを出しているアピールポイントです。それが自分にとってグッとくるものだったら、自分に合う本かもしれません。
- あらすじを読む・・・本の見返しに書いてあるあらすじを読んでみましょう。ここは本の内容をつかみやすいところなので、この部分で興味を持った場合は最後まで読めるものかもしれません。
- 短編、絵本が良い・・・短いものは奥行があり、様々な観点から読むことができます。自分の考えや思いは感想文に書きやすいので、結果おすすめです。
流行っている、友達と一緒のものなどと、特に何も考えずに買ってしまうと、結果ただ読んで、自分の中に何も残らずに終わる事になってしまいます。なるべく興味を持てる本を選び、読んでいるときに自分のなかで「なぜこのようになるのだろう?」とか「特にこの部分が面白い」など、何かしら考える部分があると、それが自分の中に残って、感想文に書けるきっかけとなるでしょう。
感情移入できるものや、関心がある内容は、読み終わったあと思い返すことで、印象に残り、自分の意見がある状況となっています。それは読書感想文を書くにあたって豊富な材料となっているでしょう。
小学生低学年へのおすすめ本
エルマーの冒険・・・動物島にとらえられているりゅうの子を助けるために冒険にでるエルマー。様々な困難に立ち向かい、大活躍する物語です。
くまの子ウーフ・・・ウーフが発見した空想的でとても難しい疑問が考えさせられます。
ふたりはともだち・・・おっちょこちょいでわがままながまくんと、落ち着いていてしっかりしているかえるくんの友情物語です。
小学生中、高学年へのおすすめ本
おしいれのぼうけん・・・ミニカーの取り合いで喧嘩をしたさとしとあきら。二人は罰として入れられたおしいれでねずみばあさんの国に出かけます。
小さなスプーンおばさん・・・突然スプーンの大きさになってしまったおばさんの珍事件を描いた内容です。
子供たちがじっくり本を読む機会、最近はないように感じます。ただの宿題と思わずに、きっかけとして本を読んで、本の世界に入ってみるのも大切な時間でしょう。お気に入りの一冊が見つかると良いですね。