毎日の習慣に「歯磨きをすること」があると思います。虫歯ももちろんですが、歯の黄ばみなどもあると人と話すとき自分の歯が気になってしまうこともあるでしょう。虫歯のない、健康な白い歯というのはだれもが思う理想の歯の状態です。この理想の歯になり、継続するために、良いアイテムはあるでしょうか。歯を白くする歯磨き粉について調べてみたいと思います。
歯を白くする成分
- ハイドロキシアパタイト・・・虫歯関連菌を除去し、また歯石を吸着させ、除去します。他にも歯の表面の傷を埋めて修復したり、虫歯の初期段階で、再石灰化する作用もあります。
- ポリリン酸・・・歯の表面に付着したステインをはがし、歯をコーティングします。そのため、汚れが再度歯につくのを防止します。また、カルシウムを引きつける効果があるので、歯を強化します。ただ、歯周病の人が使うとしみたりする可能性があるので、使う前に注意が必要です。
歯を白くする歯磨き粉
- アパガードリナメル ホームケアペースト・・・ナノ粒子のハイドロキシアパタイトが配合されており、歯を研磨するのではなく、歯の表面の凹凸を埋めていき、綺麗な歯を保ちます。
- チェックアップ スタンダード・・・高濃度フッ素配合で虫歯予防にもよく、研磨力も弱いので、あまり歯の表面を傷つけません。
- コンクール クリーニングジェル・・・歯医者での専門的なクリーニングに使われているものが家庭でも使えるというもので、週に2日使うと良いとされています。歯の汚れをペーストが絡め取ってはがすので、歯の表面を傷つけない方法で出来ます。
- サイプラス オーラルケアクリーム・・・スキンケア成分が多く配合され、口内環境をよくした上でハイドロキシアパタイトの効果で歯を白く出来るものです。
- シャボン玉石鹸歯磨き・・・ノンケミカルの歯磨き粉です。化学薬品等がなく、基本の成分が塩なので、安心・安全な商品です。口コミでも「継続したら歯が白くなった」との報告も多々あるようです。
安価な歯磨き粉のデメリット
- 研磨剤・・・歯のエナメル質を削り、歯を弱めてしまいます。
- 発泡剤・・・よく泡だつものは化学物質で、使用直後に味覚が麻痺していることがあります。よく泡立ったから磨けたと勘違いしがちですが、そうでもないことが多いです。
口内は入ってきた有害物質を簡単に吸収してしまいます。歯磨き粉はしっかりと成分をチェックして安全に使いたいものです。
歯が白い人はそうでない人に比べ、5歳若く見えるという調査結果もあるようです。
歯が白いのは気持ちの面でも良いでしょう。
毎日行う歯磨き。使うアイテムを見直すと、より良い歯の健康状態になると思います。