日本三大花火のひとつとされる長岡花火大会。新潟で行われるとても大きな花火大会です。
今年の日程や穴場スポットについて調べてみたいと思います。
長岡花火大会
正式名称は「長岡まつり大花火大会」です。「長岡まつり」の一環でメインイベントとされる行事です。毎年8月に新潟県の長岡市の信濃川河川敷で開催され、毎年約95万人が訪れます。初日に「前夜祭」が行われ、翌日、翌々日に花火大会が行われ、「本祭」となります。打ち上げされる花火の数は約2万発で、名物とされる「正3尺玉」があり、2日間の開催日に各日2玉ずつ、計4発打ち上げられます。ほかにも全長650mの「ナイアガラ」や、「ワイドスターマイン」、そのさらに大きい「フェニックス」、音楽と一緒に打ち上げられる「花火この空の花」、「天地人花火」は花火大会の中でも見所の花火とされています。また終盤の怒涛の尺玉100連発の打ち上げは圧巻です。
長岡まつりの起源
昭和20年8月1日にB29の爆撃機が市街地を攻撃し、8割が焼け野原となって1485名の命を奪いました。その「長岡空襲」の翌年8月1日に復興と被害者の慰霊の為に「長岡復興祭」という祭りを開催したのが起源とされています。今でも空襲のあった時間(8月1日午後10時30分)に慰霊の花火を打ち上げます。また平成16年に起きた中越地震の慰霊と復興の願いも込められています。
2015年の日程
8月1日~3日の3日間で長岡まつりが開催され、花火大会は2日と3日です。時間は19時25分~21時10分の間に花火が打ち上げられるようです。
2日は日曜日なので、混雑が予想されますね。
穴場スポット
- 蔵王橋周辺・・・打ち上げ会場の河川敷から下流にあります。少し離れていますがよく見られる場所です。
- イオン長岡店の屋上駐車場・・・花火大会の日は屋上を無料開放しています。有料観覧席の近くでありながら無料で迫力ある花火を見られる場所です。
- アピタ長岡店の屋上・・・会場からは離れますが、比較的よく見えます。飲食物もすぐ買えるしトイレにもすぐ行けるので、快適に花火鑑賞が出来そうです。
- 悠久山公園・・・会場からは離れていますが、よく見えるポイントです。ここからの帰り道はそこまで混まないようなので、比較的楽に家路につけます。
とても大きな花火大会で、たくさんの人々の思いが詰まった花火を鑑賞するのは、間近も良いですが、穴場スポットに行ってマイペースに見るのも良さそうですね。
今年の花火大会の鑑賞場所のひとつとして考えてみても良いでしょう。