アメリカの国旗の意味は?国際ルールでの国旗の掲げ方とは?

世界各国の国旗には様々な意味や歴史があります。その中でもアメリカの国旗、「星条旗」について調べてみたいと思います。

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アメリカ合衆国の国旗

一般的に「星条旗」と呼ばれ、赤と白の横縞模様はアメリカ独立当時の入植地13を意味し、50の星は今の州の数を表しています。星の数は独立したあと州が増える度に、次の独立記念日で国旗の星の数を増やして変更されてきました。よって星条旗は世界で一番変更回数の多い国旗とされています。

星条旗の始まり

独立戦争の時、「ベツィー・ロス」というフィラデルフィアの女性が裁縫したものがこの星条旗の原型とされているようです。その当時は星の位置など規定がなかったのですが、ベツィーが考えた星を円形に並べた形が採用されました。

現在の星条旗は1960年からずっと変わらず続いているデザインで、最も長い間使われているもののようです。最初は星とともに縞模様も変更していたようですが、多くなるにつれて見えづらくなったため、最初の本数にしたようです。

またアメリカ合衆国初代大統領のジョージ・ワシントンは、「星は天を、赤の線は母国イギリスを、白の線は独立を象徴する」という言葉を残したそうです。

国際ルールでの国旗の掲げ方

国際的なルールで、国旗を掲げるときには「時計回りに90度回す」という規定があるのですが、星条旗を掲げるとき、星が描かれている部分が見て左側に来るように90度回したあとに「裏返す」のが正式な掲げ方とされています。なので、誤掲揚が一番起こる国旗だそうです。

アメリカの国旗は有名なもので、何度も見たことはあるのですが、最も変更されている国旗というのは知りませんでした。星の配置もバラバラで、円になっているものや、南北戦争で使われていたとされているダイヤ型で四隅に2つずつ星が描かれているものなどがあり、新鮮な気持ちで国旗の歴史を調べました。

その都度国旗を変えるのは大変な気もしますが、その分自国への愛を感じる部分とも思います。

何気なく見ている国旗にも深く歴史があり、この国旗1枚でそれを表しているのだと考えると、とても奥が深く、大切なものだと感じました。世界各国の国旗の歴史にもその国ごとの深い思いや歴史が刻まれているのでしょう。見方が変わりますね。

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