小さい子供ってシール大好きですよね。本の付録や幼稚園・保育園などで貰ってくるシールで色んなところにペタペタ貼ってしまいます。
シールなどをはがす時に、粘着面が残って、べたべたしてしまうことってありますよね。なかなか爪で引っ掻いても取れないし、物も爪も傷んでしまうし。
そんなときに、便利な剥がし方ってないのでしょうか。調べてみたいと思います。
なぜシールがひっついてしまうのか
「くっつく」には、物同士の「分子間力」という引き合う力が作用して起こるものです。粘着剤がその分子間力を発生させて、ひっつき、取れにくくなってしまいます。
市販のシール剥がし剤
シール剥がし剤を取りたい部分にしっかりと付け、ラップで覆い、乾きを防止しながらしばらく置いて、擦り落とす。
100円均一にも売っているので、簡単に入手できるかと思います。
ドライヤー
シールの端を少しだけ爪でめくって、そこから接着面に向けてドライヤーを当てる。
徐々に剥がれるので、熱風を当てながら剥がしていく。
熱風が粘着力を弱める力があるようです。薬剤よりは物を傷めないかもしれませんね。
中性洗剤
上記のシール剥がし剤の方法と同様で、たっぷりと接着面に染み込ませ、ラップで覆い、しばらく置いてから擦り落とす。
これならわざわざ専用の剥がし剤を購入しなくても良いので、楽で、経済的ですね。
セロテープやガムテープ
テープを5センチ程度取り、端をくっつけて輪っか状にします。剥がしたい粘着部分に何回も押し当て、ひっつかせて取っていきます
この方法は、薬剤を使う方法に比べて、物を傷つけにくい方法かもしれません。
消しゴム
消しゴムで粘着面を擦り続ける。
お酢
お酢を粘着面に染み込ませ、ラップで覆い、しばらく放置してから擦り落とす。
酸が粘着部分を溶かす作用があるようです。
ハンドクリーム
粘着面に塗りこんで、しばらく置いてから擦り落とす。
お湯
熱湯に数十秒つけてから剥がす。
除光液
水性の除光液を粘着面に染み込ませしばらく放置し、擦り落とす。
歯磨き粉
粘着面に塗りこんで剥がす。
ジッポオイル
粘着面に垂らし、しばらくしてから剥がす。
ピーナッツバター
粘着面に塗りこんで剥がす。
以上の方法でもどうしても取れなかったらこの強力ラベル剥がしが凄いらしいです。ただし、取り扱いに注意してくださいね
調べてみるととても多くの方法が見つけられ、驚きました。
シールが剥がれなくなった部分の材質に合わせて、方法を変えて試してみたいと思いました。わざわざシール剥がし剤を購入しなくても、家にあるもので代用できるということを知りました。このような裏技を覚えておくと、いざというときにとても便利ですね。
追記
最近、購入したテープはがしがとてもいいので紹介します。値段もお手頃で500円位で買える商品ですが驚くほど綺麗に剝がせるのです。この写真のように値札の角からステンレスのようなヘラで出来るだけ水平に入れていくとスルスルシールが剝がれていきます。商品に傷がつきにくくシールはがしなども必要ないのでおすすめの商品です。