そろそろ花粉の季節ですね。マスクをする人も多く見られます。花粉症の人はとても辛い時期ですが、今では様々な花粉症対策のアイテムがあります。最近では子どもでも花粉症に悩んでいるようです。子どもの花粉症対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
子どもの花粉症
花粉症の子ども4000人程のアンケート調査で、10歳までに発症した人は70%弱おり、5歳までに発症した人は36%程いたとの結果があるようで、低年齢の花粉症発症がわかったとのことです。
しかし、その中で実際子どもに花粉症対策をとっている親は約半数しかいないようです。
子どもがマスクを嫌がったり、薬を飲むと眠くなってしまうので、親も飲ませたくないと思うので、なかなか対策がとれないのです。
しかし、花粉症で辛いのは子ども自身。子どもでも出来る花粉症対策をいくつか挙げてみたいと思います。
- 花粉症に効果があると期待されている食べ物を積極的に摂取する。・・・代表的なもので、バナナ(1日2本)、ヨーグルト(200ml以上)、納豆、甜茶、べにふうき緑茶、ルイボスティーなどがあるようです。食べ物を継続して効果が期待できるので、花粉の時期から一ヶ月前から始めると良いです。薬ではないので、明確な改善に繋がらないかもしれませんが、体質改善によって花粉症の症状が緩和すると良いですね。
- 花粉に触れる時間を減らす・・・アレルギーの原因となるものを避ければ、おのずと症状も緩和します。花粉の飛散情報などをチェックしたり、風邪の強い日は外出を避けたり、遊んだり、外に出る用事があるならば、なるべく午前中にするなど工夫して花粉との接触を避けるようにしましょう。また、帰宅したら花粉を払い、手や顔を洗って家に花粉を持ち込まないことが大切です。
- 外出時の帽子はツバ付きのものを・・・降ってくる花粉が顔に付かないようにするためです。マスクを嫌う子どもも多いので、帽子は被らせてガードしましょう。
子供用の花粉メガネなども効果的です。
日本では、4人に1人が花粉症といわれるほど、多くの人が悩むものです。乳幼児でも花粉症になる子もいるようで、全国レベルで深刻な悩みだと思います。
この時期になると、耳鼻科には多くの花粉症患者がおり、子どももたくさん病院に来ている様子が見受けられます。目や鼻が真っ赤になっている子どもを見ると可哀想に思ってしまいます。一番早いのは病院で受診し、薬を貰うことです。花粉症を疑う症状があれば、すぐに耳鼻科に行きましょう。春の悩みとしてある花粉症ですが、対策をとって乗り切りましょう。