祇園祭 2015年の日程は?祇園祭の催し物

初夏になると、梅雨も明け外に出る機会も多くなりますね。京都では7月に「祇園祭」が開かれます。有名なお祭りで、多くの人で賑わいます。この「祇園祭」に関して、調べてみたいと思います。

gionmaturi6

祇園祭とは

日本3大祭りのひとつとされるこの祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、1100年余の伝統を有し、7月1日から1ヶ月間にわたって行われるお祭りです。

平安時代に疫病や災厄の除去を祈った祇園御礼会がこの始まりとされています。

祭りの内容は八坂神社と山鉾町がそれぞれ主催しています。

祇園祭の催し物

  • 吉符入・・・7月1日~18日に行われ、山鉾町において祇園祭の打ち合わせをします。
  • 長刀鉾町お千度・・・長刀鉾のお稚児さんの係りの人たちが神事の無事を祈願します。
  • くじ取り式・・・7月2日に山鉾巡行の順番をくじで決めます。
  • お迎え提灯・・・7月10日に行われ、神輿を迎えるために提灯を持って行列をつくり、巡行します。
  • 神輿洗・・・神興3基のうち2基を舞殿に据え、1基を舁き、四条大橋の上で神輿を清める儀式をします。
  • 山鉾巡行・・・巡行の鉾や山を組み立て、町を周ります。笛や太鼓で囃すのは荒ぶる疫神を鎮めるためだと言われています。
  • 神幸祭・・・3基の神輿が八坂神社から四条御旅所間を練り歩きます。
  • 神輿渡御・・・3基の神輿、東若御座の神輿が渡御します。最後に四条御旅所に着き、24日まで留まります。
  • ・還幸祭・・・四条御旅所を3基が出発し、三条通で祭典を行い、八坂神社に戻ります。そのあとに明かりを消して、御神霊を本店に返します。
  • 神事済奉告祭・・・祇園祭の終了を奉告し、感謝します。
  • 疫神社夏越祭・・・「疫神社」の鳥居をくぐり、厄気を祓います。

2015年の祇園祭

2015年、今年は7月17日の金曜日です。

朝9時から四条烏丸を出発します。

祇園祭は40万人以上が訪れるというとても大きなお祭りです。1ヶ月という長い期間で、疫病・災厄がおとずれないように祈り、神に感謝しながら終わるこの流れは、昔の人達の思いが込められている内容に思えました。こういう伝統行事はなくなることなく、継いでいってほしいと願います。

暑い中でのお祭りも、活気溢れて楽しそうですね。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です