全国各地で様々なイベントが開催される中、5月には静岡の浜松市で「浜松まつり」というイベントが開催されるようです。とても大きな祭りで、静岡県内では度々ニュースに取り上げられたりと、県民は特に注目しているものです。
この浜松まつりとはどのようなものなのか、調べてみたいと思います。
浜松まつりとは
静岡県浜松市で5月3日から5日にかけて行われている凧を使った行事。「凧祭り」とも言われています。浜松まつりは毎年100~150万人の観客動員数で、東海地区最大級のお祭りとなっています。
浜松まつりの見所
- 凧揚げ合戦・・・たくさんの凧が一斉に大空に揚げられ、威勢の良いラッパが鳴り響き、数百人が入り乱れて「凧揚げ合戦」が繰り広げられます。摩擦で相手の凧の糸を切る様子から「ケンカ凧」とも言われています。この瞬間はとても盛り上がり、熱気と興奮に包まれます。
- 初凧・・・長男の誕生を祝ってその子の成長を願い、町の人と親子が一緒になって揚げる大凧。家紋と初子の名前書き入れたものです。
- 御殿屋台引き回し・・・夜は83台の屋台神輿が太鼓や笛の音色と共に動き、引き回します。この屋台は細やかで素晴らしい彫刻が施されており、神輿ごとに特徴があるようです。綺麗で、迫力のある彫刻に驚きます。
- 初子の祝い・・・屋台引き回しが終わると、町内の初子の生まれた家に行き、その誕生の祝いと成長を願って、激練りを繰り広げます。祝ってもらった家は、料理や酒を振る舞います。
浜松まつりの始まり
450余年前に、当時の浜松を収めていた引間城主の長男誕生を祝い、凧を揚げたことから始まったとされています。戦後さらに盛り上がりを見せたこのお祭りは、市民をあげてのお祭りだとし、「浜松まつり」と名称が付けられました。戦前は50程の町の参加だったが、今では170もの町が参加する大きなお祭りとなり、ますます盛り上がりを見せています。
2015年の浜松まつりの開催日
2015年は5月3日(日曜日)から5日(火曜日)までの3日間です。
浜松まつりへのアクセス
凧揚げは「中田島・凧揚げ会場」です。行き方は、
車の場合・・・東名浜松ICから国道1号線(豊橋方面)に進み、飯田公園臨時駐車場に行きます。そこからシャトルバスで凧揚げ会場まで行けます。
電車の場合・・・JR浜松駅からアクトタワー南側からシャトルバスに乗り、凧揚げ会場に行けます。
シャトルバスの運行時間は9時から14時までで、定員になり次第随時出発します。
屋台引き回しは「御殿屋台引き回し・合同練り 浜松市中心部会場」です。行き方は、
車の場合・・・JR浜松駅周辺の駐車場に止め、徒歩5分で鍛冶町通りへ着きます。そこが会場となります。
電車の場合、JR浜松駅下車後、徒歩で鍛冶町通りに行きます。
交通規制が17時から始まるので、交通規制区域内に駐車した場合、21時まで出庫できなくなるので、注意が必要です。
(画像引用元 http://hamamatsu-daisuki.net/matsuri/stall/)
調べてみると、とても内容が盛りだくさんのお祭りだとわかりました。大空に幾つもの凧が舞い上がる光景は、是非見てみたいものです。
5月の予定がまだ決まっていなければ、候補の一つに入れてみるのも良いかもしれませんね。