京都人は知っている老舗の金平糖と便利な通販
京都在住の筆者が、ホワイトデーのお返しやお土産、ちょっとしたお返しにぴったりな京都ならではの金平糖について、老舗やお取り寄せ情報も、お財布に嬉しいお品代も詳しくご紹介させて頂きます。
京都の老舗金平糖の専門店
さて、まずは京都にはあっちにもこっちにも和菓子屋さんが並んでいますけれど、実は金平糖の専門店となると一つしかありません。
緑寿庵清水というお店、こちらはなんと日本で唯一の金平糖専門店です。
1847年創業、150年以上の歴史があり、京都の左京区に本店があります。清水焼の陶器に入れられた特選金平糖21,000円(税抜き)から小袋入り555円(税抜き)まで、勿論、季節限定のイベントに合わせた金平糖も販売されています。
ワインやブランデー、チョコやキャラメルを使った期間限定商品もあるので、男性への贈り物としても喜ばれます。
緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)
住所 〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜・第4火曜 (祝日は営業)
電話 075-771-0755
FAX 075-771-0766
電話は、個人的には平日の10時台、お昼過ぎあたりが混雑していないのでお勧めです。
単価 金平糖555円(税抜き)~
備考 熨斗紙など贈答用の金平糖もあるので対応可能です。
気になるお味は何種類?
さて、金平糖と言うと、もしかして甘いお砂糖の塊で味なんてどれも一緒だと思っていらっしゃいませんか?(頂くまで、私自身そう思っていました)
緑寿庵清水では、通年13種類のお味を定番品として販売しています。
これらは、小袋でも販売されているので、お孫さんが喜んでくれそうなお味や、修学旅行で京都を訪れたら、日頃の感謝を込めて祖父母にもお土産として贈りたいところです。
また、とっても小さな金平糖は一口、口の中に放り込むとすぐに溶けるものだと思っていましたが、不思議なことに中々溶けて消えません。そして、小さくなっても、どの金平糖も味の濃さが全く変化なく、しっかりと苺なら苺のお味がずっと口の中に広がっています。
通販では買えるの?
京都には行かないけれど、食べてみたい!ぜひ贈り物にしたい!と思った時に便利なのはインターネットでのお取り寄せ。残念ながら、緑寿庵清水のHPにはインターネットでの販売はしていないと書かれています。ここで諦めないで欲しいのは、実は筆者、京都に住んでいますが、以前内祝いでこちらの金平糖を店舗に行かず購入し利用させて頂きました。
と言うのも、電話やFAXで連絡さえすればこちらの金平糖、本店から送ってもらえるんです。
なので、電話やFAX注文なら購入できます。(全ての商品が購入可能とは限らないので、お電話でご確認下さいね)
商品はこちらで確認して注文してください⇒緑寿庵清水HP
他に金平糖を売っている老舗はある?
老舗であり、唯一の金平糖専門店と比べると他の和菓子屋さんでは、全面的に金平糖を売り出しているお店は京都にはありません。
ですが、ユニークさやお値段控えめで、金平糖を販売しているお店がここ京都にはございます。
京都の老舗 青木光悦堂
住所 〒607-8179 京都府京都市山科区大宅御所田町30-3
電話 075-592-8773
FAX 075-592-8370
メールアドレス info@aokikouetudou.com
営業時間 9:30~17:00
定休日 土日祝
単価 金平糖216円(税込み)~
寿金平糖というこちらの商品は、パッケージに平仮名で『しあわせ』と記載されている小さめの商品。京都ではなくとも、お二人の思い出が京都でしたら、こんな素敵なプチギフトも素敵ですね。(税込み270円です)
下記ページよりお取り寄せが可能です。土日祝日が定休日ですので、ご訪問の際はお気を付け下さいね。
匠、宇治彩菜
住所 京都府宇治市宇治妙楽175-5USビル1F(平等院表参道口)
TEL 0774-24-3620
FAX 0774-24-3620
営業時間10:00~17:00
定休日 不定休
単価 540円(税込み)
宇治こんぺと言うなんとも愛らしい名前の宇治茶100%を使用した金平糖です。世界遺産である宇治市平等院の近くなので、日持ちするお土産として重宝します。
こちらは下記のページより購入が可能ですので、お茶好きの方への手土産などにいかがでしょう?
金平糖ってどうしてこんな形なの?
この金平糖の凸凹は、まず角と言うそうです。金平糖は大きな大きな鉄製の窯をころころ回しながら作っていくのですが、その途中過程で粘着質な材料の一部が固まって、別の一部が先端について、という過程を繰り返すうちに可愛い凸凹が出来ます。
つぶやき
さて、最後に京都人からのお薦めは、やはり金平糖は贈り物。まず、そうそう近くのスーパーでもここ京都では販売されておらず、色とりどりの小さなお菓子はちょっとしたお礼やお返し、手土産や贈答品、そして何よりも日持ちするお菓子なので贈られた側も困らない優れもの。可愛い京都の和紙や手ぬぐいでラッピングするのもお薦めです。