博多どんたく 2015年の日程と開催場所

5月になると、ゴールデンウィークがあります。たくさんの観光地が賑わう時期でもありますね。それに伴い、多くの場所でイベントが開催されています。その中でも特に注目するのが福岡県で行われる「博多どんたく」。たくさんの人が参加し、とても盛り上がるお祭りです。私は見たことはありませんが、名前は聞いたことがあります。有名なお祭りですね。この「博多どんたく」について、調べてみたいと思います。

博多どんたくとは

福岡県福岡市で行われている港まつり。毎年5月3、4日に開催されています。2015年で第54回と長く愛されている歴史のあるお祭りなのです。

「どんたく」はオランダ語で日曜日を意味する「zondag(ゾンターク)」からきたといわれています。

約830年前の「博多松囃子」が発展したものとされています。明治通りを「どんたく隊」がパレードしたり、市内の約30か所に舞台が設置され、たくさんのイベントが開かれます。動員数は毎回200万人以上です。

開催場所とアクセス

パレードスタート地点: 福岡市博多区綱場町2
パレードゴール地点: 福岡市中央区天神1-8-1
博多区演舞台: 福岡市博多区博多駅前2-19-24

国内最大級のお祭りだけあって道路は交通規制や渋滞が予想されます。なのでなるべく車よりもJRなどの交通機関を使うことをおすすめします。

博多どんたくの始まり

博多どんたくの原流とされる「博多松囃子」は、中国の宋との貿易を活発化させた平重盛に、恩義を感謝して、博多の人々が始めたものという説があります。

このような昔の囃子行事を継いで残しているのは全国でも珍しく、「博多無形文化財」などに指定されています。

政府の意向で、囃子が中止されたが、その後「博多どんたく」という名になり再開しました。また、戦時一時中断したが、戦後復興も兼ねてどんたくが開催されたようです。

博多どんたくの特徴

  • しゃもじ

どんたくに参加している多くの人が「しゃもじ」を持って部隊やパレードに参加しています。

これは昔どんたくのお囃子を聞き、夕食の支度をしていた商家の妻が浮かれてしゃもじを持ってそれを打ち鳴らしながらどんたくに参加したことが由来とされています。

博多どんたくのロゴマークもしゃもじで作られているのです。

  • 三福神と傘鉾

松囃子の福禄寿と恵比寿神、大黒天と稚児が各列の先頭に立って祝い、練り歩きます。

それぞれの行列に傘鉾という大きな傘の上に飾りをつけたものがついて回ります。

調べてみるととても歴史のあるお祭りのようですね。華やかなパレードも見てみたいものです。観光がてら、見てみるのもよいかもしれませんね。

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