春になると、たくさんの花が咲きだします。その花には「花言葉」というものがあります。
花言葉を調べるととてもたくさんの意味があり、調べるだけでも楽しいですね。よくお花屋さんで、花言葉を添えて販売しているところも多く見かけます。
そんなたくさんある花の中で、特に5月に咲く花はどんなものがあるのでしょう。それにあわせて花言葉も調べてみたいと思います。
花言葉とは
花言葉とは「花や実などに与えられた、それを象徴する意味をあらわす言葉」です。起源は諸説あり、トルコで昔から「花に自分の思いを託して、贈る」という風習があり、それがヨーロッパ中に広がってその花のイメージから「花言葉」というものが作られてきたという説や、フランスの貴族が相手に対する思いや批判などを花にたとえて詩にしていたものが流行って、それが花言葉につながったという説もあります。そして日本には、明治初期にイギリスから伝わったとされています。
ひとつの花にたくさんの意味があるのは、たくさんの国や文化、宗教の中で考えられたものであるからだといえます。
5月に咲く代表的な花と花言葉
・芝桜・・・合意、一致、忍耐
・睡蓮・・・清純な心、やさしさ、信頼
・スズラン・・・幸福の再来、純粋
・たんぽぽ・・・真心の愛、思わせぶり
・つつじ・・・自制心、節制
・ハイビスカス・・・常に美しい美、勇ましさ、新しい恋、繊細な美
・花水木・・・私の思いを受け取って、華やかな恋
・ヒヤシンス・・・遊び、スポーツ
・マリーゴールド・・・嫉妬、悲しみ、可憐な愛情
・マーガレット・・・恋を占う、誠実、真実の友情
・ユリ・・・威厳、純潔、無垢
・ライラック・・・友情、思い出
・カーネーション・・・感覚、感動、愛情、純粋な愛
(赤)母の愛(白)愛の拒絶(黄色)軽蔑(ピンク)熱愛
・チューリップ・・・博愛、思いやり、恋の宣言
(赤)青の告白(白)失恋(黄色)実らぬ恋(ピンク)真実の愛
・バラ・・・愛、美、内気な恥かしさ、無邪気
(赤)愛情(白)尊敬(ピンク)上品(青)奇跡
バラやカーネーション、チューリップなどは花の色によってそれぞれ花言葉があるようです。同じ花でもたくさんの意味があると面白いですね。
ただ花を贈るだけではなく、花言葉を添えて贈るというのもなかなか面白いかもしれません。とても多くある花言葉。生活で役立つときがあるでしょう。