浅草観光名所
東京の中でも、浅草は下町情緒・江戸情緒がたっぷり味わえます。
第二次世界大戦前は、「浅草六区」は若者の遊び場としてにぎわいました。
戦後、渋谷・新宿・原宿・六本木などに人気を奪われましたが、どっこい、
浅草には江戸っ子魂(たましい)が生きています。
東京スカイツリーができてからは、東京の観光名所として、外国人観光客の間でも人気が高まる一方です。
浅草へのアクセス
- JR東京駅から山手線・京浜東北線・中央線に乗り、神田駅で下車します。
神田駅で東京メトロ銀座線に乗り換え、終点の浅草駅で下車します。
- JR上野駅から東京メトロ銀座線に乗り、終点の浅草駅で下車します。
- JR新宿駅から都営地下鉄新宿駅に出ます。
都営地下鉄新宿線に乗り、馬喰横山(ばくろよこやま)駅で下車します。
馬喰横山駅は東日本橋駅とつながっています。
東日本橋駅から都営地下鉄浅草線に乗り換えて、都営浅草駅で下車します。
- JR新宿駅から総武線・中央線に乗り、神田駅で東京メトロ銀座線に乗り換えます。終点浅草駅で降ります。
- JR新宿から総武線・中央線に乗り、浅草橋駅で都営地下鉄浅草線に乗り換えます。都営浅草駅で下車します。
浅草の観光スポット
浅草寺の観音様
浅草へ来たら、なんといっても、浅草寺の観音様にお参りしてくださいね。
628年の創建で、漁師の兄弟が海から拾い上げた観音様のお像が御本尊様です。
観音様はお優しいので、宗派はなんでもかまいません。心をこめてお祈りすると、どんな願いでもかなえてくださいます。
願いごとがかなったら、必ずお礼参りに来てくださいね。
浅草寺のイベント
四万六千日のほおづき市 7月10日
7月10日にお参りすると、46,000日お参りしたのと同じことになります。
この日に参詣人が多く集まるので、ほおづきの鉢植えを売る市が立つようになりました。赤いほおづきがきれいですよ。
羽子板市 12月18日
毎月18日は観音様の縁日です。
12月は年の締めくくりの縁日で羽子板を売ります。
江戸時代から「歳の市」として、大いににぎわいました。
雷門
正式には「風神・雷神門」と言います。風神と雷神は護法神です。
門野両脇に立ち、風水害や火災から浅草寺を護っています。
門から下る赤い大きな提灯が目印です。
浅草寺本堂・二天門・五重塔とともに、重要文化財となっています。
仲見世
徳川家康が江戸に入る前からあった、東京最古の商店街です。
250mの参道の両脇に、90店舗がびっしりと並んでいます。
祭袢纏(はんてん)や地下足袋などを売る店、おもちゃの刀や十手を売る店が外国人観光客に人気です。
だんごや人形焼、手焼きせんべいなど、お菓子を売るお店もたくさんあります。
浅草花やしき
1835年、江戸時代に開園された日本最古の遊園地です。
他の遊園地にくらべ、敷地がとてもせまいのです。そのせまい所に、目いっぱい遊具が詰め込まれています。
「花やしき」でなければ、乗れない乗り物がありますよ。
- ローラーコースター
60年以上前から動いている乗り物で、「いつ壊れるかな?」というスリルがあります。
- ぴょんぴょん
上下に動く乗り物です。
- カーニバル
ななめに回転する乗り物です。
- BEEタワー
乗り物ではありませんが、花やしきのシンボル的存在です。
地上45mの高さから、浅草の街並みを眺めることができます。
浅草公会堂
雷門を過ぎてオレンジ通りを浅草寺の方に曲がると、公会堂に出ます。
「新春若手歌舞伎」が有名で、今売り出しの若手花形役者が顔をそろえて、
歌舞伎を演じます。
お正月以外でも、市川猿之助や中村官九郎・七之助ら若手歌舞伎役者が舞踊公演などを開催しています。
初めて歌舞伎を見る人も楽しめますよ。
東京スカイツリー
東京メトロ浅草駅から吾妻橋を渡り、隅田川に沿って北に歩きます。
アサヒビール本社前を過ぎて北十間川に沿って曲がり、しばらく歩くと東京スカイツリーの前に出ます。
松屋デパートに隣接する東武浅草駅から、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)に乗り、東京スカイツリー駅で下車します。
地上634mの高さから見る眺めは、最高ですよ。
浅草で乗りたいのは・・・
浅草へ来たら、ぜひ乗ってみたいのは、人力車と水上バスと屋形船です。
人力車
浅草を知り尽くした車夫が、案内してくれます。
乗り場は、どちらも「雷門」前です。
- くるま屋
問い合わせ・予約 0120-954ー461
1台2人乗りで5,000円が基本です。
梅コース 20分 7,000円 ちょいとお試し乗り
竹コース 40分 13,500円 浅草寺を中心にぐるりと観光
松コース 65分 20,000円 パワースポットも紹介します
特上コース 80分 25,000円 隠れた名所を案内します
- えびすや
問い合わせ・予約 03-3847ー4443
1区間(12~13分) 1人1台 3,000円
2人1台 4,000円
屋形船
隅田川を東京スカイツリーまでさかのぼった後、川を下ってレインボウブリッジを眺めてお台場へ行きます。
揚げたての天ぷらなどお料理を食べながら、江戸情緒をたっぷり味わえます。
2人から申し込める乗合屋形船が、気軽で便利です。
屋形船の事を詳しく書いた『屋形船 東京の貸し切り値段っていくら?』の記事も合わせて読んでみてください。
- あみ清
問い合わせ 03-3844-1869
出航日と空席を確認すれば、出航3時間前まで予約できます。
料金は、大人8,640円、小中学生4.320円
- 駒形(寿司と屋形船)
問い合わせ 03-3844-5591
大人の乗合屋形船 毎週金曜・土曜 19:30出航
料金は、9,000円(税・サ別)です。
- 水上バス
吾妻橋の浅草寄りから、水上バスが出ています。
問い合わせ・予約 0120-977ー311
- 隅田川コース 40分 780円
浅草から浜離宮を経由して日の出桟橋までのクルーズです。
- 浅草・お台場直通コース 70分 2,040円
浅草からお台場海浜公園を経由して豊洲までのコースです。
浅草グルメ
浅草にはおいしいお店が沢山あります。
- 今半本店
すき焼きの老舗です。しゃぶしゃぶ・オイル焼きなどもお勧めです。
仲見世の中にあります。
営業時間 11:30~20:30 (LO20:00)
電話 03-3841-1411
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- 鰻 前川
浅草は鰻(うなぎ)のおいしい土地ですが、中でも、おいしいと評判です。 駒形、隅田川畔にあります。雷門から少し歩きます。
営業時間 11:30~21:00 (LO20:30)
電話 03-3841-6314
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- 尾張屋
創業明治3年という老舗そばやです。
お勧めの「天ぷらそば」には、巨大なエビ天が2本、ドカンと乗っています。
営業時間 11:30~20:30 (LO20:00)
電話 03-3841-8780
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- 並木 藪そば
そば通のお気に入りの老舗です。濃いめのつゆとそばがよく合います。
雷門前の広い通りをまっすぐ進みます。
営業時間 11:30~19:30
電話 03-3841-1340
- 麦とろ
浅草名物の麦とろ懐石料理です。
支店は雷門前ですが、本店は都営浅草線浅草駅A3出口から徒歩1分です。
営業時間 11:00~21:00 (LO20:30)
電話 03-3842-1066
- あづま
中華・寿司・洋食、何でもありのお店です。
お勧めは、名代カツ丼・ヒレカツのっけオムライスなど揚げ物です。
冷やし抹茶ときびだんご、あんみつなど、甘い物もそろっています。
同名の店がたくさんありますが、仲見世の中のお店です。
営業時間 11:00~22:00 (LO21:30) 土・日・祝11:00~21:00(LO20:30)
電話 03-3841-0190
- 舟和
元祖みつまめのお店です。明治時代に創案した甘味です。
芋ようかん・あんこだま・わらび餅などの和菓子店です。本店の2階が喫茶室で、みつまめ、ところてん、みつてんなど、食べられます。
営業時間 10:00~19:00
電話 03-3842-2781
- 梅園
1854年創業の甘味処です。江戸時代からの名物は、「あわぜんざい」です。
「あわ」ではない「キビ餅」とこしあんを合わせたぜいたくな甘味です。
おしるこ・あんみつも、おいしいですよ。
営業時間 11:00~19:30
電話 03-3841-7580
浅草のイベント
三社祭
毎年5月17日18日前後の金曜日から日曜日にかけて行われます。
神輿をかつぐ熱気が、見物にまで伝わります。
神楽殿で舞う「びんざさら舞」は伝統芸能です。
浅草神社の主催です。
浅草サンバ・カーニバル
毎年8月最終土曜日に開催される日本最大のカーニバルです。
2015年8月で、34回目になります。
コンテスト形式で、S1・S2の2リーグ制になっています。S1リーグに出演するチームの熱気と衣装の豪華さは、さすがという感じです。